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厄除け詩集 厄除け詩集
井伏 鱒二 (1977/01)
筑摩書房

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井伏鱒二の詩集です。言葉を楽しむ詩集でしょうか。
前に載せた漢詩


勧酒

コノサカヅキヲ受ケテクレ
ドウゾナミナミツガシテオクレ
ハナニアラシノタトヘモアルゾ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ


この和訳が載っている井伏鱒二の詩集です。
全部漢詩かと思いきや、普通?の詩もたくさんありました。
ほんと日常の何気ないものを書いています。
彼は最後に「私としては自分の厄除札の代りにしたいつもりである。」と述べているので
自分に宛てたものかもと思うと納得です。
本当に何気ない彼の回りについて書かれてる。

この詩を好きになったのは言葉づかい。
なんて素敵な言葉の流れだろうと感激し、この本を読んでみる事にしました。
やはり、いいです。
言葉の端々が綺麗。それに加えて旧字体がなんとも素敵で!!
個人的には短い詩の方が好きかな。

例えば

「歌碑の一説」

 満月は
 くるる空より・・・


「あの山」
 
 あれは誰の山だ
 どつしりとした
 あの山は


漢詩に関しては遊び心のようなものが満載。
春眠暁を覚えず で有名な孟浩然の春暁もあります。
中国、しかも故人の人が書いたにも関わらず
江戸や吉原が出てきたり(^^)
気持ちよく書いていたのでは?と言いたくなるような
素敵な漢詩です。

それとこの本、カバーをとるとかっこいい!
朱色の表紙の真ん中にただ一つ「厄除け詩集」と書いてあるだけ。
どうせだったらカバーつけなければいいのに(笑)



にしても・・・
毎度毎度、私文章力がない(笑)
2007.09.11 / /
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