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後巷説百物語 (角川文庫 き 26-4)後巷説百物語 (角川文庫 き 26-4)
(2007/04)
京極 夏彦

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巷説シリーズ、後読了です。
又市の最後の仕掛けが切ない。

百介の「世に不思議なし。世、凡て不思議なり。」
この言葉にぐっときました。
こういう言葉、大好きです。

最後は、きっと百介は又市には出会ってないんだろうとは思います。
けど、そこに置かれた札を見て、
全てを理解したのかな、とも思います。
彼にとってあの時は本当に恋いこがれる瞬間だったんですね。
それをずっと引きずって生きてきた。
でも又市のことだから、ずっと気にかけてはいたんでしょう。
このじれったさがもっと読みたいって気持ちを触発させるんですよね~
でもやっぱり切ない。
前巷説物語はたしか百介でてこないからな~
なんか絡みがあったらうれしいけど。

あと京極さんの作品はリンクしてるところがツボですね。
伊坂幸太郎もそうですけど、思いがけず繋がってるところが憎くてうれしくなっちゃう。
又市は他の作品でもちょくちょく出てくるし。(最初わからなくて気づいたときはもう、発狂したし(笑))
今回も京極堂との時代に繋がったし。
それにしても彼の作品はなんかものすごく大きな出来事、時代を通過点とした作品が多いですよね。といっても2つか?
巷説では幕末、京極堂は戦争。普通はこの時代ピンポイントで作品を書くような気がするけど、それを途中経過、というか、メインじゃないけど間に挟んだ作品ってまだ私は見たことないです。なんかそれがとても不思議な感じで。
誰かの人生云々話だったらもちろんあるんだろうけど、別にそういう訳でもないですし。
なんにしろ、そういう所も含めて、京極さんは私のツボをよくご存知で(笑)ってぐらい突いてきます(笑)
次は前巷説百物語です。
2008.07.14 / /
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