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人間の土地 人間の土地
サン=テグジュペリ、堀口 大学 他 (1955/04)
新潮社

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サン=テグジュペリの「人間の土地」


人間に怖ろしいのは未知の事柄だけだ
然し未知も、それに向かって挑みかかる者にとっては既に未知ではない



やっと読み終わりました
難しかったぁ。文章も旧字体だし。
私にはまだちょっと早かったかもしれない。
けど、絶対に読んで良かった本だった。
生涯の本になればいいかも。
いつか理解しながら読み進めたい。
上の言葉は読み始めて一番最初に意表を突かれた言葉です。

サン=テグジュペリは星の王子様で有名だけど、これはそれ以前に書かれたエッセー
哲学書みたいなイメージで、本に綴られる言葉、文章は本当に美しく綺麗なものばかりです
しかし、本当にいろいろと気づかされる本でした
こういう考え方があるのか。本来そうじゃないか。



砂漠で彼が不時着したとき
希望を見いだそうと、飛行機と未知の砂漠を往復する。
彼は一人で砂漠をひたすら歩く。
希望を見いだすために
何時間も、何日も、
 

 さうだ、僕は引き返さう、だが先づ僕は、人間達を呼んで見よう。
 ーおおい!
 この地球には、本来人間が住んでいる筈でなないか・・・・。


彼はこのあともひたすら砂漠をさまよう
蜃気楼が見えなくなるほどにただひたすら

そしてついに彼が向こうに牧民を発見したとき、そして牧民が彼に振り向くとき
彼はこう書いている。


 彼が顔をこちらに向けるであろう、その瞬間に、すべては成し遂げられる筈だった。
 彼の上体の動き一つ、彼の視線の動き一つで、彼は生命を創造するのだった。


なんて素敵な創造だと思う。
こんな見方があるなんて。確かにその通りだろうと思う。
一介の牧民はある人間をある砂漠の上で創造してしまった!



やっぱり生涯の本にしたいと思う本です。
2007.04.24 / 読んだ本。 / 本・雑誌 / /
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